ミュージックイーター2

こないだのテキストがそれなりの評判だったので、もうちょっと解説を加えるよ。
低迷を続ける音楽業界。浮かんでは消える新しいアーティスト達。
そんなミュージックシーンでよく見かける用語・名称を列挙するよ。
なんと今回もやっつけ解説つき!ニュアンス100パーセントの解説つき!

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リップスライムRIP SLYME

エニックスの人気テレビゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズに登場するモンスターの名前。長い歴史を誇る当シリーズの中でも、今回の最新作で加わった新モンスターである。種族としてはゲル状のモンスター「スライム」族に属する。顔面めがけ飛びつくことで冒険者を襲い、そのまま押し倒して唇を奪う。キスの応酬で相手を窒息死させるが、でも割と上手い。


ハルカリHALCALI

⇒古代マヤ語で「豊作」を意味する言葉。
「ドマ エマリリク ケ ヤ ハルカリ」(気候が良かったので今年は豊作です)
「カサルル ケ サデド テルカサ」(ところで最近あっちの方はどうなのよ)
「サバリィ トラム ソシ メ マクド」(昼メシ、もうマクドでいいじゃん)


ヤクザキックYKZ

*ジャパニーズヤクザが多用するキック技。膝を曲げたまま足を前へ蹴り出すのが特徴的。インパクト時にダメージを与えることよりも、ターゲットのバランスを崩し後ろへ倒す事の方に重点を置く。この一撃で地面に倒されてしまったターゲットには、恐ろしい運命が待っていることだろう。


■バックドロップボム(BACK DROP BOMB

*ジャパニーズヤクザが多用する投げ技。相手の体を腰の辺りで後ろから抱きかかえ、持ち上げて弓なりに上体を逸らし、そのままの勢いでターゲットの後頭部を地面に叩きつける。地面には前日から準備しておいた地雷が埋まっており、たたきつけられると同時に大爆発が起こる。ターゲットだけでなく技の使用者、周りの子分達にも甚大な被害が及ぶため、「シャブ」「バクチ」「バックドロップボム」をご法度としている組も多い。


黒夢(くろゆめ)

⇒初夢が一月二日の明け方見ると良いとされているのに対し、一月四日の明け方見ると良いとされている夢。日本では古来より三が日が終わったその夜に黒い物を夢で見ると縁起が良いとされ、その年の商売・金銭に関する運気が上昇すると信じられている。黒豆や昆布巻き等、三が日に食べるおせち料理の中に黒いものが多いのは、元来、黒夢に向けて少しでも黒い物を印象付けておこうとする、古くからの知恵によるものである。
(出典:民明書房 「これで分かる!黒夢と初夢の違い」より)


グレイプバインGRAPEVINE

⇒全世界で驚異的な売り上げを記録したJ・K・ローリングの小説「ハリー・ポッター・シリーズ」の中に登場する魔法学級のクラス名。魔法学校ホグワーツにおいては、主人公ハリー・ポッターが属する「グリフィンドール寮」、ライバルであるドラコ・マルフォイが属する「スリザリン寮」、「ハッフルパフ寮」、そしてこの「グレイプバイン寮」の4クラス制を取っており、多くの生徒達が寝起きを共にしながら学習に取り組んでいる。シリーズ最新作ではこのグレイプバイン寮に突如現れた「砂の怪物」を中心に物語が展開する。
(出典:J・K・ローリング 「 Harry Potter and the castle of floating sand」より)


ザゼンボーイズZAZEN BOYS

⇒渋谷や新宿などに集団で座り込んでたむろする若者達を指す造語。出典は不明であるが、コンビニエンスストア自動販売機の前に座り込んだまま、一日中その場を離れないことから名づけられたとされる。最近では服を詰めたカバンを枕に、その場に寝泊りしてしまう強者も登場し、都心部の風紀低下にも繋がる社会問題へと発展している。


ストレイテナー

⇒声楽における声域分類のひとつ。テナーよりも高音域。カウンターテナーがファルセット(裏声)で歌われるのに対し、ストレイテナーは通常の声域を保ったまま高声部を歌う。倫理や道徳観念が発達した近年においては、カストラートストレイテナーと読み替えることもある。
カストラート:第2次性徴前に去勢することによって声変わりを防ぎ、成人したのちも少年の声を保つ手法


■ROSSO

⇒「ロシア軌道巡回宇宙ステーション組織(Russian orbiting space station organization)」の略称。しかし非公認。
しかし直訳すると「宇宙ステーション組織の軌道に乗って回っているロシア人」となる。宇宙衛星の軌道を全裸で泳ぐロシア人。しかし未確認。