三国志日記

相変わらず寮の共同倉庫から引っ張り出しつつ読み進めている横山光輝「三国志」ですが、ついに全60巻中第50巻まで読破しました。
壮大な歴史スペクタクル漫画である本作ですが、50巻ともなると流石に物語も佳境に入って来た模様。なんせ劉備曹操関羽張飛といった主要の面々がもうとっくに死んでいます。
次々と現れる登場人物の名前が覚えきれず、そろそろ「飽き」という魔物が僕の三国志読破マラソンを邪魔するようになってきた50巻目の今日この頃。ここへ来てこれまで慣れ親しんできた主要メンバの死は正直辛い。
こうなってくると読んでも読んでも、もうほとんど知った名前が出てきません。「関羽の嫡子、関索でござる!」くらいならまだしも、「夏候淵が嫡子、夏候ボウにござる!」みたいなのが出てくるとホントもう誰だお前はという感じ。
さらに50巻ともなると中国だけでは飽き足らず、インド手前辺りまで戦いの舞台を広げるもんだから「兀突骨大王(ゴツトツコツダイオウ)」なんていう胡散臭い大王まで登場する始末。名前のインパクトすごいなあ。ちなみに兀突骨大王は象に乗っています。猿の脳みそとか好んで食べる、とってもワイルド野郎です。
まあそんな感じの登場人物ラッシュに翻弄されつつも、読破を目指し読み進めている昨今であります。


しかしここへ来て大問題が。
どんなに倉庫を探しても、どうやら52巻だけありません。しかしその代わり53巻と54巻がそれぞれ二冊づつあります。いやー、二冊あっても、どうしたもんかなー。