オペラ座の怪人を見た。

オペラ座の怪人を見た。
あの仮面を付けた怪人が僕にはずっとシブガキ隊のモッくんに見えて仕方なかったんですけど、まあ結果としては面白かったです。
シャンデリアがワサワサワサーっと上がってオペラ座のざわめきがどよどよどよーっと蘇るシーンとか面白かったです。
しかしまあ、ミュージカルっつうのは凄いよね。
だって台詞の代わりに突然歌いだすんですよ?
「なぜ?なぜってそれは、ラララそーーれーーはぁーーー!」
みたいな感じで唐突に歌いだすんですよ?いやそんな台詞あったかどうか知りませんけど。
変だもの。それって異様だもの。
でも見てるうちにそれが変じゃなくなってくるんですよね。
まあ話の筋も普通にわかるし、最終的にはむしろなんか台詞よりも感情が良く伝わってくるような気にさえなってきて。
やっぱ歌だな。気持ちを伝えるのには何より歌だな。
せせこましく暮らす現代社会。相手の腹を探り合う卑しい日本人。
そうだ、僕達の人生には歌が足りない。
よし、明日から僕は詩人。世界は舞台。歌は言葉。歌は翼。ディスイズアペン。
そうだ、そうだよ、あの映画の登場人物のようにドラマチックに、
もっと歌で思いを伝えるようにしよう。


課長、ここに判子おぉーーーしぃーーーてェエエエーーー!
ラララはーーーんーーーこぉおぉおーーー!


長い休暇が貰えそうだな。