三国志

寮の共同倉庫(別名:カオスの小部屋)の中で横山光輝「三国志」全60巻を見つけてからというもの、すっかりハマって毎日夜更かしの連続。
なんせ60巻もあるもんだから、たった六畳の僕の部屋(別名:カオスの湿地帯)はすっかりマンガ本で埋まってしまいました。
しかしすごいね。横山光輝すごいね。よくもまあこの三国志という歴史スペクタクルを分かりやすく、キャッチーな絵柄で漫画化したものよね。まあ登場人物はほぼ皆同じ顔なんだけど。38巻まで読了した今でも、いちいちコマの中で名乗られないとどれが劉備だか曹操だか町民だかわかんないんだけど。女性キャラになるともっとひどくて、どの武将の婦人も皆同じ顔して「絶世の美女」っつうざっくりとした人物紹介された挙句最終的には大体斬首されるというパターン化された人生を歩むんだけど。政略結婚じゃ謀反じゃ一族郎党皆殺しじゃなんつって超こええええ。中国こええええ。パンダこええええ。


まあパンダは関係ないものの、つまるところは国取り合戦に関わる人と人との殺し合い、騙しあいが名を変え国を変え、延々と60巻続くわけなんですけど、なんか今のところあんまり飽きないもの。「いっやあぁ、関羽は武人だわー」とか「オイオイ、ここで張飛に任すとまたやらかすんじゃないのー??」とか読みながら思っちゃうもの。
学生時代、研究室にずらりと並んだ「巨人の星」は半分ぐらい読んで力尽きてしまった僕ですが、きっとこの調子ならば飽きずに60巻読破できそうです。そして感化されたココの管理者の人が大日本国統一の旅に出る日も近そうです。そのときは皆さん暖かく見守ってくださいね。米とかくださいね。


ちなみに巨人の星
「ヒュウマやる気になる」⇒
「ライバル登場」⇒
「ヒュウマ落ち込む」⇒
「親友の支え」⇒
「ヒュウマがんばる」⇒
「魔球:大リーグボール完成」⇒
「木の陰で泣く姉ちゃん」
という流れが延々と繰り返され、大リーグボールは結局3号まで完成されます。このノリで3号まで突っ走ります。猛烈に飽きます。
そんなことより皆さんホント米とかくださいね。